ホーチミンで人気のソルトコーヒー!おすすめカフェ5選

「コーヒーに塩?」と聞いて、どんな味を想像しますか?ベトナムのホーチミンで今、SNSを中心に話題沸騰中の「ソルトコーヒー」が人気を集めています。甘くてしょっぱい、その不思議な味わいは一度飲むと癖になると評判です。

この記事では、ソルトコーヒーの味の秘密から、発祥、ホーチミンで絶対に訪れたい人気カフェ5選までを徹底解説します。さらに、自宅で楽しめる簡単レシピもご紹介。これを読めば、あなたもソルトコーヒーの魅力にハマること間違いなしです。

目次

ホーチミンで話題のソルトコーヒーとはどんな味?

ホーチミンで人気のソルトコーヒーは、濃厚なベトナムコーヒーの上に塩気のあるクリームを乗せた、甘じょっぱさが癖になる新感覚のドリンクです。コーヒーの苦みとクリームの甘さ、そして塩味が絶妙なバランスで混ざり合い、まろやかで深みのある味わいを生み出します。初めて飲む人はその意外な美味しさに驚くはずです。

意外な組み合わせ!甘じょっぱい味の秘密とは

ソルトコーヒーの美味しさの秘密は、塩を加えた特製のクリームにあります。この塩クリームが、ベトナムコーヒー特有の強い苦みを驚くほどマイルドにしてくれるのです。ベースには練乳(コンデンスミルク)が使われることが多く、その濃厚な甘さと塩のしょっぱさが、後を引く絶妙なハーモニーを奏でます。

塩は味を引き締める効果もあり、ただ甘いだけではない、複雑で奥行きのある味わいを作り出します。スイカに塩をかけるように、コーヒーの風味や甘さをより一層引き立てる役割を果たしており、計算され尽くした意外な組み合わせと言えるでしょう。

発祥はベトナム中部!古都フエの伝統的な飲み物

今やホーチミンやハノイでも大人気のソルトコーヒーですが、その発祥はベトナム中部に位置する古都フエです。もともとは、フエのとあるカフェで生まれた伝統的な飲み物で、地元の人々に長年愛されてきました。このユニークなドリンクがSNSを通じてベトナム全土の若者の間で話題となり、一大ブームを巻き起こしたのです。

フエのオリジナルレシピを忠実に再現したお店もあれば、ホーチミンのカフェでは現代風にアレンジされたものも楽しめます。歴史ある街で生まれた一杯のコーヒーが、ベトナムのカフェ文化に新しい風を吹き込んでおり、多くの観光客を魅了しています。

これで安心!ベトナム語での注文方法と発音のコツ

ベトナムのカフェでソルトコーヒーを注文するのはとても簡単です。メニューで見つけたら指を差して「Cái này(カイ ナイ/これ)」と言えば通じますが、ベトナム語でスマートに注文したいですよね。ソルトコーヒーはベトナム語で「Cà phê muối(カフェ ムオイ)」と言います。

「ソルトコーヒーを1つください」と伝えたい場合は、「Cho tôi một ly Cà phê muối(チョー トイ モッ リー カフェ ムオイ)」と発音してみましょう。現地の言葉で注文すれば、お店の人とのコミュニケーションも一層楽しくなるはずです。ぜひ勇気を出して試してみてください。

ホーチミンで人気のソルトコーヒーが飲めるカフェ5選

ホーチミンには、元祖の味を楽しめるお店からお洒落な最新カフェまで、美味しいソルトコーヒーが飲める店舗がたくさんあります。ここでは、観光客にも地元の人にも愛される、特におすすめのカフェを5つ厳選してご紹介します。あなたの好みに合った一杯がきっと見つかるはずです。

1. Ca Phe Muoi Chu Long:元祖ロンおじさんの味

ソルトコーヒー発祥の地フエで「ロンおじさんのカフェ」として有名な人気店のホーチミン支店です。本場の味を求めるなら、まず訪れたいお店と言えるでしょう。ローカルな雰囲気が漂う店内で、伝統的なレシピで作られた元祖の味を堪能できます。多くのファンを持つその味は、まさに格別です。

ホーチミン市内にも複数の支店があり、アクセスしやすいのも魅力の一つ。飾り気のないシンプルな空間で味わう一杯は、ベトナムの日常に溶け込むような体験をさせてくれます。観光客だけでなく、地元のビジネスマンにも愛される名店の味をぜひお試しください。

2. MUA Coffee:お洒落な空間で楽しむ一杯

若者に人気のエリアにある「MUA Coffee」は、洗練されたデザインの店内でゆっくりと過ごしたい方におすすめのカフェです。コンクリート打ちっぱなしのモダンな空間は写真映えも抜群で、多くの若者で賑わっています。観光の合間に、落ち着いた雰囲気で一息つきたい時にぴったりのお店です。

こちらのソルトコーヒーは、クリーミーさが際立つまろやかな味わいが特徴です。コーヒーの苦みと塩クリームのバランスが絶妙で、飲みやすくアレンジされています。おしゃれな空間で美味しいソルトコーヒーを楽しみながら、ホーチミンのトレンドを感じてみてはいかがでしょうか。

3. Flat White Coffee:本格派のこだわりコーヒー

「Flat White Coffee」は、コーヒー豆の品質と抽出方法にこだわる本格派のカフェです。世界中から厳選した豆を使い、一杯一杯丁寧に淹れるコーヒーは、多くのコーヒー好きを唸らせます。そんなお店が作るソルトコーヒーは、素材の良さが際立つ上品な味わいが特徴です。

コーヒー本来の風味を活かしつつ、塩クリームが絶妙なアクセントを加えた一杯は、まさに専門店の味。甘さ控えめでビターな味わいが好きな方におすすめです。少し贅沢なコーヒータイムを過ごしたい時に、ぜひ訪れてみてください。

4. Hue Cafe Roastery:フエ発祥の味を忠実に再現

店名に「フエ」を冠するこのカフェは、ソルトコーヒー発祥の地の味をホーチミンで忠実に再現していることで知られています。伝統的なレシピを大切にした、濃厚で深みのあるソルトコーヒーを味わうことができます。レトロで趣のある店内は、まるで古都フエにいるかのような気分にさせてくれます。

コーヒー豆の焙煎も自店で行っており、そのこだわりが味に表れています。本場の味をじっくりと堪能したい方や、フエの文化に興味がある方には特におすすめの店舗です。ホーチミンにいながら、ベトナム中部の伝統的な味を楽しめる貴重なお店です。

5. Guta Cafe:気軽に立ち寄れる人気チェーン店

「Guta Cafe」は、ホーチミン市内の至る所で見かけることができる人気のコーヒーチェーン店です。緑色の看板が目印で、気軽に立ち寄れるのが最大の魅力。街歩きの途中でソルトコーヒーを試してみたくなった時に、すぐに見つけることができます。値段もリーズナブルで、若者を中心に人気を集めています。

チェーン店と侮るなかれ、その味は本格的で多くのファンを掴んでいます。すっきりとした後味で飲みやすく、暑いホーチミンの気候にぴったりです。手軽にベトナムのトレンドドリンクを体験したいなら、まず「Guta Cafe」を訪れてみるのが良いでしょう。

お土産にも最適!お家で簡単ソルトコーヒーの作り方

ホーチミンで飲んだソルトコーヒーの味が忘れられない、そんな方のために、自宅で簡単に再現できるレシピをご紹介します。ベトナム旅行のお土産に買ってきたコーヒー豆やインスタントコーヒーを使えば、日本でもあの感動の味を楽しめます。友人や家族に振る舞っても喜ばれること間違いなしです。

準備する材料はスーパーで揃うものだけ

ソルトコーヒー作りに特別な材料は必要ありません。ほとんどの材料は日本のスーパーで簡単に手に入ります。ぜひ気軽に挑戦してみてください。

  • ベトナムコーヒー(濃いめに淹れたドリップコーヒーやインスタントでも可)
  • コンデンスミルク(練乳)
  • 生クリーム(なければ牛乳でもOK)
  • 塩(ひとつまみ)

ベトナムコーヒーは、ロブスタ種の豆を使うと現地の味に近くなります。もちろん、お好みのコーヒー豆で作っても美味しく仕上がります。

美味しい塩クリームを作るための黄金比率

美味しいソルトコーヒーの決め手は、なんといっても「塩クリーム」です。このクリームさえ上手に作れれば、本格的な味にぐっと近づきます。黄金比率は「コンデンスミルク:生クリーム=2:1」に、塩をひとつまみ加えるのがおすすめです。

全ての材料を小さなボウルに入れ、少しとろみがつくまで泡立て器やミルクフォーマーでよく混ぜ合わせます。グラスに氷と濃いめのコーヒーを注ぎ、その上から作った塩クリームをゆっくりと乗せれば完成です。甘さや塩加減は、お好みで調整してください。

まとめ:ホーチミンのソルトコーヒー巡りを楽しもう

この記事では、ホーチミンで話題のソルトコーヒーについて、その味の秘密からおすすめのカフェ、自宅での作り方まで詳しくご紹介しました。甘じょっぱくてクリーミーな味わいは、ベトナムコーヒーの新しい魅力を発見させてくれるはずです。

伝統的なお店からお洒落なカフェまで、それぞれに個性豊かなソルトコーヒーがあります。ホーチミンを訪れる際は、ぜひこの記事を参考にしてカフェ巡りを楽しみ、あなただけのお気に入りの一杯を見つけてみてください。きっと素晴らしい旅の思い出になりますよ。

ホーチミンのソルトコーヒーに関するよくある質問

ソルトコーヒーはどんな味でどんな効果があるの?

ソルトコーヒーは、濃厚なベトナムコーヒーに、塩気のある甘いクリームを乗せたドリンクです。味は「甘じょっぱくクリーミー」で、コーヒーの苦みを塩とクリームがまろやかにしてくれます。スイカに塩をかけるように、コーヒーの風味を引き立てる効果があります。

また、汗をかきやすいベトナムの気候において、適度な塩分と糖分を同時に補給できるという利点もあります。ただし、医学的な効能が証明されているわけではなく、あくまで風味を楽しむ飲み物として捉えるのが良いでしょう。

日本のコーヒーとベトナムコーヒーの違いは何?

最も大きな違いは、使われるコーヒー豆の種類です。日本では「アラビカ種」が主流ですが、ベトナムでは苦みが強くカフェイン含有量が多い「ロブスタ種」が広く栽培されています。そのため、ベトナムコーヒーは濃厚でパンチのある味わいが特徴です。

また、淹れ方にも違いがあります。「フィン」と呼ばれる金属製のフィルターを使い、ゆっくりと時間をかけて濃く抽出します。この濃厚なコーヒーにコンデンスミルクをたっぷり入れて飲むのが、ベトナムの伝統的なスタイルです。

ベトナムのコーヒーは一杯いくらくらいするの?

ベトナムのコーヒーの値段は、お店の形態によって大きく異なります。道端にあるようなローカルなカフェでは、一杯あたり20,000〜35,000ドン(約120円〜210円)程度が相場です。非常に安く、気軽に楽しむことができます。

一方、観光客が多く訪れるお洒落なカフェやショッピングモール内の店舗では、一杯50,000〜80,000ドン(約300円〜480円)ほどになります。日本のカフェと比較すると、それでも手頃な価格設定と言えるでしょう。

ベトナムからコーヒー豆は日本に持ち込めるの?

個人で消費するお土産として購入した、焙煎済みのコーヒー豆や粉は、検疫の必要なく日本に持ち込むことが可能です。スーパーや専門店で販売されているパッケージ化された商品は、基本的に問題ありません。

ただし、未焙煎の「生豆」や、土が付着している可能性がある果実などは植物防疫の対象となるため、持ち込みには検査が必要です。お土産として購入する場合は、焙煎済みの製品を選ぶのが安心です。

ソルトコーヒーはベトナム語で何て言うの?

ソルトコーヒーはベトナム語で「Cà phê muối(カフェ ムオイ)」と言います。「Cà phê(カフェ)」がコーヒー、「muối(ムオイ)」が塩を意味する言葉です。ベトナムのカフェのメニューでは、この表記で書かれていることがほとんどです。

注文する際は、この「カフェ ムオイ」という言葉を覚えておくと非常に便利です。発音も簡単なので、ぜひ現地の言葉で注文に挑戦して、旅の思い出をより豊かなものにしてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次