ホーチミンの観光スポットを完全網羅!おすすめモデルコースを紹介

ホーチミン旅行を計画しているけれど、見どころが多すぎてどこから回ればいいか迷っていませんか?限られた時間で効率よく観光するための情報が多く、プランを立てるのが大変だと感じている方も多いかもしれませんね。

この記事では、ホーチミンの定番観光スポットから日程別のモデルコース、便利な移動手段、安全対策、予算の目安までを解説します。あなたのホーチミン旅行が最高の思い出になるよう、必要な情報を分かりやすくまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

目次

ホーチミン観光で外せない定番スポット

ホーチミンには、フランス統治時代の美しい建築物やベトナムの歴史を物語る場所など、魅力的なスポットが数多くあります。主要な見どころは中心部に集まっているため、効率よく観光できるのが嬉しいポイントです。

ここでは、初めてホーチミンを訪れるなら絶対に外せない、代表的な観光名所を厳選してご紹介します。各スポットの見どころや背景を知れば、旅がもっと楽しくなること間違いなしですよ。

  • フランス統治時代の建築:サイゴン大教会、中央郵便局
  • ベトナムの歴史:戦争証跡博物館、統一会堂
  • ショッピングとグルメ:ベンタイン市場

フランス統治時代の象徴サイゴン大教会

ホーチミン市の中心にそびえ立つサイゴン大教会は、フランス統治時代に建てられたカトリック教会です。赤レンガ造りの美しい外観は、街のシンボルとして多くの観光客を魅了し続けています。

内部のステンドグラスも必見で、荘厳な雰囲気に包まれています。ミサの時間以外は内部を見学できるので、歴史的な建築美を間近で体感してみてはいかがでしょうか。入場料が無料なのも嬉しいですね。

歴史を感じる中央郵便局の建築美

サイゴン大教会のすぐ隣にある中央郵便局は、現在も郵便局として機能している美しい歴史的建造物です。コロニアル様式のアーチ状の天井が特徴で、まるでヨーロッパの駅のような空間が広がっています。

内部にはお土産店もあり、ホーチミンらしいポストカードや雑貨を購入できます。ここから日本の家族や友人に手紙を送るのも、旅の素敵な思い出になりますよ。

ベトナム戦争の歴史を学ぶ戦争証跡博物館

ベトナム戦争の悲惨さと平和の尊さを後世に伝える戦争証跡博物館は、多くのことを考えさせられる場所です。実際に使われた戦車や戦闘機が屋外に展示されており、その迫力に圧倒されます。

館内には、戦争中に撮影された貴重な写真や資料が数多く展示されています。ベトナムの歴史を深く理解するうえで非常に重要な場所なので、ぜひ訪れてみてください。

活気あふれるベンタイン市場で買い物

ベンタイン市場は、ホーチミンで最も有名な市場の一つで、地元の人々と観光客で常に賑わっています。食料品から衣類、雑貨、お土産まで、ありとあらゆるものが所狭しと並んでいます。

市場内の屋台では、フォーやバインミーといったベトナムのローカルフードも味わえます。値段交渉も市場ならではの楽しみの一つですので、ぜひ挑戦してみてください。

統一会堂でベトナムの歴史に触れる

旧南ベトナム大統領官邸である統一会堂は、ベトナム戦争終結の舞台となった歴史的な建物です。1975年に北ベトナム軍の戦車がフェンスを破って突入したことで、世界的に知られています。

豪華な会議室や大統領執務室、地下の作戦司令室などが見学できます。ベトナム現代史の重要な一場面に思いを馳せながら、当時の様子をそのまま残した建物をゆっくりと見学してみてください。

日程別ホーチミン観光モデルコース

限られた時間でホーチミンを満喫するには、事前の計画がとても重要になります。滞在日数に合わせたモデルコースを参考にすれば、人気スポットを効率的に巡ることが可能です。

ここでは、1日から3日間の滞在を想定した3つのモデルコースを提案します。ご自身の旅行スタイルに合ったプランを見つけて、ホーチミン観光を最大限に楽しむための参考にしてくださいね。

  • 1日コース:主要スポットを巡る弾丸プラン
  • 2日コース:市内の見どころをじっくり楽しむ充実プラン
  • 3日コース:郊外にも足を延ばす欲張りプラン

1日で満喫する弾丸観光モデルコース

ホーチミンでの滞在が1日だけでも、主要な観光スポットは十分に楽しめます。午前中にサイゴン大教会や中央郵便局を巡り、午後は戦争証跡博物館で歴史を学ぶのがおすすめです。

夕方にはベンタイン市場でショッピングとグルメを満喫するプランはいかがでしょうか。トランジットの時間でも満喫できるこのコースなら、ホーチミンの魅力を凝縮して体験できますよ。

2日間で主要スポットを巡る充実プラン

2日間滞在できるなら、1日目の定番コースに加え、さらに深くホーチミンを探索できます。2日目の午前中は、ピンクの外観が可愛いタンディン教会でインスタ映えする写真を撮ってみましょう。

午後は、ドンコイ通りでおしゃれなカフェ巡りやショッピングを楽しむのがおすすめです。夜は水上人形劇を鑑賞するなど、ベトナムの伝統文化に触れる時間を作るのも素敵ですね。

3日間で郊外まで楽しむ欲張りコース

3日間あれば、ホーチミン市内だけでなく郊外の見どころにも足を延ばせます。3日目は、ベトナム戦争中に使われたクチトンネルの半日ツアーに参加して、歴史の現場を体感してみましょう。

午後に市内に戻り、まだ訪れていない博物館を巡ったり、スパで旅の疲れを癒したりするのも良いプランです。メコン川クルーズなど、雄大な自然を満喫するオプショナルツアーも人気があります。

ホーチミン市内の効率的な移動手段

ホーチミン市内は交通量が多いですが、便利な移動手段を知っておけば快適に観光できます。特に配車アプリは、旅行者にとって非常に心強い味方になってくれることでしょう。

ここでは、代表的な移動手段である配車アプリ、タクシー、そして観光にぴったりのシクロについて解説します。それぞれの特徴と注意点を理解して、安全かつスムーズに移動しましょう。

移動手段 メリット デメリット
Grab 料金が明確で安い ドライバーとの合流に時間がかかる場合がある
タクシー 手軽に捕まえられる ぼったくりのリスクがある
シクロ 観光気分を味わえる 料金交渉が必要、移動速度は遅い

配車アプリGrabの便利な使い方と注意点

東南アジアで広く使われている配車アプリ「Grab」は、ホーチミン観光に欠かせないツールです。事前に料金が確定し、地図上で現在地と目的地を指定できるため、言葉の心配がなく安心して利用できます。

ただし、ドライバーとうまく落ち合えないこともあるので注意が必要です。Grabタクシー利用のコツとして、乗車前にアプリに表示される車種やナンバープレートをしっかり確認することが大切です。

タクシー利用時のぼったくり対策

ホーチミンには多くのタクシーが走っていますが、中には不当に高い料金を請求する悪質なドライバーもいます。VINASUN(ビナサン)やMAILINH(マイリン)といった大手タクシー会社を選ぶことが、トラブルを防ぐ第一歩です。

乗車したら、必ずドライバーがメーターを作動させたか確認しましょう。料金に疑問を感じたら、ホテルのスタッフに相談するなど、毅然とした態度で対応することが重要です。

シクロに乗って街並みを楽しむ方法

シクロは、自転車の前に座席がついたベトナム版の輪タクです。ゆっくりと街の景色や風を感じながら移動できるため、観光気分を盛り上げるのにぴったりな乗り物と言えるでしょう。

ただし、乗車前には必ず料金交渉が必要です。トラブルを避けるため、目的地と料金を書いた紙を見せるなどして明確に合意してから乗るようにしましょう。短距離の移動におすすめです。

ホーチミン観光で知るべき安全対策

ホーチミンは比較的治安が良い都市ですが、海外旅行である以上、基本的な安全対策は欠かせません。特に観光客を狙ったスリや置き引きなどの軽犯罪には注意が必要です。

このセクションでは、安心して旅行を楽しむために知っておくべき具体的な対策をご紹介します。少しの注意で多くのトラブルは防げるので、出発前にしっかりと確認しておきましょう。

スリや置き引きに遭わないための対策

市場や繁華街などの人混みでは、バッグを体の前に抱えるように持ちましょう。スマートフォンを操作しながらの歩行は特に危険で、ひったくりのターゲットになりやすいので絶対に避けるべきです。

レストランやカフェでは、荷物を置いたまま席を離れないようにしてください。貴重品は常に身につけ、必要最低限の現金だけを持ち歩くことを心がけるのが賢明です。

夜間の外出で気をつけるべきこと

夜間に一人で出歩く際は、暗い路地や人通りの少ない場所は避け、常に明るく賑やかな大通りを歩くようにしましょう。特にブイビエン通りなどの繁華街では、羽目を外しすぎないよう注意が必要です。

移動には、信頼できるタクシー会社や配車アプリを利用するのが最も安全です。見知らぬ人からの甘い誘いには乗らないなど、基本的な危機管理意識を持つことが大切になります。

旅行者が注意したい交通ルール

ホーチミンはバイクの交通量が非常に多く、道路を横断する際には細心の注意が必要です。信号がない場所では、地元の人々の渡り方を真似し、ゆっくりと一定の速度で歩くのがコツです。

バイクが歩道に乗り上げてくることも珍しくありません。歩道を歩く際も油断せず、常に周囲の交通状況に気を配るようにしてください。無理な横断は絶対にやめましょう。

ホーチミン観光の予算と費用の目安

ホーチミンは物価が安いため、比較的リーズナブルに旅行を楽しめるのが大きな魅力です。事前に予算の目安を立てておくことで、現地でのお金の使い方を計画しやすくなります。

ここでは、観光スポットの入場料、1日あたりの食費や交通費、お土産の相場など、ホーチミン旅行にかかる費用の内訳を具体的に解説していきますので、参考にしてください。

観光スポットの入場料はどのくらい?

ホーチミンの観光スポットは、入場料が無料の場所も多いのが特徴です。例えば、サイゴン大教会や中央郵便局は無料で自由に見学することができます。

戦争証跡博物館や統一会堂など、一部の施設では入場料が必要です。しかし、その多くは数百円程度と非常に手頃な価格なので、気軽に様々な場所を訪れることができますよ。

1日の食費や交通費の平均的な金額

食費は、食事のスタイルによって大きく変わりますが、屋台やローカル食堂なら1食数百円で済みます。少し高級なレストランで食事をしても一人2,000円程度と、日本に比べてかなり安く抑えられます。

市内の移動は、Grabやタクシーを利用しても1回あたり数百円程度です。1日あたりの食費と交通費は、合計で3,000円から5,000円ほど見ておけば十分に楽しめるでしょう。

お土産購入におすすめの場所と相場

ばらまき用のお菓子やインスタントのフォーなどを探すなら、スーパーマーケットが品揃えも豊富でおすすめです。ベンタイン市場では、アオザイや刺繍小物など、ベトナムらしいお土産が見つかります。

ドンコイ通り周辺には、おしゃれな雑貨店もたくさんあります。コーヒー豆やチョコレート、蓮茶などが人気で、最近話題のソルトコーヒーをお店で味わうのも良いでしょう。

まとめ:ホーチミン観光を最大限楽しもう

この記事では、ホーチミンの定番観光スポットからモデルコース、移動手段、安全対策、予算までを網羅的にご紹介しました。フランス統治時代の美しい街並みと、エネルギッシュなアジアの活気が融合した魅力的な都市です。

事前の計画と少しの注意で、ホーチミン観光は忘れられない素晴らしい体験になるはずです。この記事を参考に、あなただけの最高の旅行プランを立てて、ベトナムの魅力を存分に満喫してくださいね。

ホーチミン観光のよくある質問

観光に最適なベストシーズンはいつ?

ホーチミンの気候は、大きく雨季(5月〜11月)と乾季(12月〜4月)に分かれます。観光のベストシーズンは、晴天が続き過ごしやすい乾季と言えるでしょう。

特に12月から2月にかけては、気温も比較的穏やかで快適に街歩きを楽しめます。雨季でも一日中雨が降ることは稀なので、スコールを避ければ観光は十分に可能です。

現地通貨はどこで両替するのがお得?

現地通貨ベトナムドン(VND)への両替は、日本の空港よりもベトナム到着後の空港や市内の両替所の方がレートが良い傾向にあります。一番お得なのは市内の貴金属店です。

ただし、一度に多額を両替すると管理が大変になるので注意が必要です。必要に応じて少しずつ両替するのが、紛失や盗難のリスクを減らす上でもおすすめです。

Wi-FiやSIMカードは必要ですか?

ホーチミンでは、ホテルやカフェなどで無料Wi-Fiが利用できます。しかし、移動中に地図アプリを使ったり、Grabを呼んだりするためには、常にネットに繋がる環境があると非常に便利です。

空港や市内のキャリアショップで、旅行者向けのSIMカードを安価に購入できます。レンタルWi-Fiルーターを日本から持参するのも、グループで旅行する際には良い選択肢です。

おすすめの服装や持ち物は何ですか?

ホーチミンは年間を通して高温多湿なので、通気性の良い夏服が基本となります。Tシャツやワンピース、ショートパンツなどが過ごしやすいでしょう。動きやすいサンダルやスニーカーも必須です。

日差しが非常に強いので、帽子やサングラス、日焼け止めは忘れずに持参してください。冷房が効きすぎている場所もあるため、薄手の羽織るものを一枚持っていくと安心ですよ。

子連れでも楽しめるスポットはありますか?

ホーチミンには、お子様連れでも楽しめるスポットがたくさんあります。スイティエン公園などのテーマパークは、ユニークなアトラクションやプールがあり家族で一日中楽しめます

また、ダムセン公園にあるウォーターパークは、暑い日に水遊びをするのに最適です。家族で楽しめる公園も多いので、お子様の年齢や興味に合わせて計画を立ててみてください。

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